トップインタビュートップインタビュー

多様な食シーンを想定した提案を

私たち日清フーズは小麦粉に代表される素材から加工食品、冷凍食品まで、「常温」「冷凍」の温度帯を問わず幅広い製品を食卓に提案し続ける総合食品メーカーです。「日清」や「マ・マー」、「青の洞窟」などの主要ブランド製品もあり、それらの大半がトップシェアを誇っており、日清製粉グループの中核を担う事業を展開していると自負しています。「食」とひとくくりに言っても、きちんと料理したい人もいれば手軽に済ませたい人もいるなど、状況や価値観は実に様々です。私たちは料理の一手間を楽にするための製品として、ボトル型の小麦粉「日清 クッキング フラワー®」や早ゆでスパゲティなどを開発し、好評をいただいています。消費者の方に近い企業として、内食だけでなく外食シーンへも製品を展開しており、あらゆる食シーンに対応できる製品を提案し続けています。

トップインタビュー_1

時代に合った価値を創造し続ける企業に

かねてから言われてきた女性の社会進出や高齢化に加え、新型コロナウイルス感染症により、目まぐるしい社会の変化が継続しています。そのような中で、日清フーズは、「Prime Meal Investigator~食の求道者~」への進化を掲げ、3つの経営戦略「事業構造の転換」「価値の創造」「海外展開の深耕」を推し進めています。
「事業構造の転換」とは、各カテゴリーでトップシェアを誇る常温の家庭用商品の質と量を維持・強化しつつ、今後更なる成長が見込まれる業務用プレミックスや冷凍食品の事業を拡大していくことを指しています。安全・安心を前提に、社会的に需要が高まっている健康・簡便・本格に着目し、高付加価値型の製品を生み出し、お届けし続ける、すなわちその時代に合った「価値を創造」し続けることを目指しています。
特に健康ニーズに対しては、2019年に立ち上げた「”カラダに、おいしいこと。“」シリーズとして、機能性表示食品「1日分の食物繊維入りホットケーキミックス」「ホットケーキミックス 極もち ザ・ブラン」、「マ・マー 1/3日分の食物繊維 あえるだけパスタソース (2品)」、冷凍食品「マ・マー もち麦リゾット (2品)」を発売しています。そして2020年春には、このシリーズに冷凍食品「マ・マー もち麦リゾット 濃厚チーズクリーム」を加え、ラインアップをさらに充実させました。
また、簡便・本格の軸でも、「日清 クッキング フラワー®」をはじめとしたボトルシリーズの拡充や、青の洞窟パスタソースで新シリーズ「GRAZIA」の投入など、積極的に商品展開を推進しています。

トップインタビュー_2

成長が見込める市場を見極め、切り拓く

3つ目の経営戦略は「海外展開の深耕」、海外市場でのさらなる事業展開です。当社は現在、ベトナム、トルコ、中国、タイ、アメリカ、インドネシアの6カ国に拠点を有しています。
進出当初は、海外で生産・加工したものを日本市場に供給するいわゆる「開発輸入型」のビジネスが中心でしたが、現在は、成長が見込まれる海外市場に製品を供給する「現地完結型」のビジネスも大きく成長させています。2018年には、成長するASEAN地域での新たな事業展開として、ベトナムのホーチミン近郊に新たな会社を設立し、2020年には工場を稼働させ、業務用プレミックスでの現地市場の開拓に取り組んでいます。異なる食文化や食習慣を持つ海外市場での成功は一筋縄ではいきませんが、新興国の成長を取り込み、我々自身が大きく成長するためにも、社員の力を結集し、現地のニーズに合わせた商品を開発・製造・販売していくつもりです。

国内の販促では、テレビCMやWEB広告のほか、各種WEBサイトや動画配信などを活用したデジタルマーケティングを強化しています。年々盛り上がりを見せる「青の洞窟」のイルミネーションイベント(2020年はコロナ禍の影響により、他のイベントに振替予定)と各種SNSの連動やコミュニティサイトを活用した消費者コミュニケーションの強化・消費者意識の分析などを進めています。まずは消費者の方に当社製品を身近に感じてもらい、「ファン」になってもらうことで、リアル、そしてEC市場での販促につながるような仕組みを構築していきます。一瞬の話題作りではなく、日清フーズらしさを出した取り組みを積み重ねていきたいものです。

トップインタビュー_3

入社後の3年間は成長時期、目標を定めて動いてほしい

みなさんは、学生時代に何かを徹底的にやり尽くした経験はありますか。勉強でも趣味でも構いません、何かに熱中して習得してきたなら、それは働く上での強みになるでしょう。入社後は「将来へのビジョンを持ち、自分が今何をすべきかを考える」ことに注力してほしいものです。今までに過ごしてきた年月と入社してからの概ね3年間で今後の社会人としての心構えができ上がると私は思っています。上司や先輩の指示をただ待つのではなく、自らが日清フーズで何ができるのかを考えて行動すれば、3年後にはみなさんが納得できる自分に変わっているはずです。当社は新しい部署も増えており、人数も限られていることから一人ひとりに任せられる仕事の幅も大きい点が特徴です。私も入社直後から「会社に貢献できることは何か」を考え続け、入社2年目には自ら提言することで物流コスト削減を実現させました。もちろん、仕事を通し成長していく過程では軌道修正が必要な場面や不本意な状況に直面することもあるでしょう。しかし、これは妥協ではなく、全ての経験がその後のキャリアにつながっています。みなさんには、今自分がいる場所をしっかりと見定めて目標の実現に向けて進んでほしいと思っています。どういう生き方をしていくのか、目標を持って過ごす人とそうでない人とは、人生の結果が全く違うものになっている事をみなさんにお伝えしておきましょう。