プロフィール
  • 鈴川さん/株式会社NBCメッシュテック
    株式会社NBCメッシュテック
    化成品製造部
    鈴川さん
  • 宮南さん/株式会社日清製粉グループ本社
    株式会社日清製粉グループ本社
    総務本部 人事部
    宮南さん 
  • 野田さん/日清フーズ株式会社
    日清フーズ株式会社
    加工食品事業部第一部 開発グループ
    野田さん
  • 福井さん/日清エンジニアリング株式会社
    日清エンジニアリング株式会社
    エンジニアリング事業部 プラント第二部
    福井さん 

「日清製粉グループにはどんな会社があって、どんな仕事をしているの?」という疑問に答えるべく、日清製粉グループ各社で働く入社2年目と3年目の若手社員たちが集結。就職活動や1年目の仕事、そして、ぶつかった壁などを思い出も交えながら振り返ってもらいました。

まずは、就職活動を振り返ってもらえますか?

日清製粉グループを選んだのはなぜ?

鈴川さん鈴川さん
就職活動をするにあたり、業界は特に絞っていなくてインフラ系や食品系などいろいろなところを見ていました。共通していたのは、社会に貢献できる仕事に携われること。NBCメッシュテックに決めたのは、人事担当者がすごくいい方ばかりだったからです。いざ入社してみると、私と同じように人事担当者の人柄が決め手だったという社員は多かったですね。
野田さん野田さん
私は農学部だったので、食品関係の会社を受けるのは自然な流れでした。鈴川くんが話していたように、日清フーズの人事担当者の優しさを感じたことが大きかったです。面接の雰囲気もすごく良くて、話しやすかったです。
鈴川さん鈴川さん
NBCメッシュテックは面接も独特で、人事の役員からなぜか「好きな色はなんですか?」と聞かれたんですよ。
一同
へえー!
宮南さん宮南さん
私も二人と同じように社員の人柄はかなり影響しています。企業が集まるイベントで日清製粉グループの人事担当者に会い、人柄に惹かれて第一志望になったくらいですから(笑)。もう一つは、説明会で聞いた「小麦粉は食のインフラ」という話。小麦粉が様々な食品に加工できることに魅力を感じました。
福井さん福井さん
私は大学院で粉体工学を研究していたことと、元々プラントエンジニアリングの仕事に興味があったことから、両方を強みとしている日清エンジニアリングに決めました。それに、研究室には日清エンジニアリングに入社した先輩もいたので、もともと馴染みのある会社でした。夏に3週間のインターンシップを経験して、社内の様子を知れたことも影響していますね。

新人研修を終えて、配属されてからのできごとを振り返ってもらいました。

社会人1年目の仕事内容は?

福井さん福井さん
配属後は、プラント工場建設のプロジェクトに加わりました。先輩と一緒にお客様との打ち合わせに同行して議事録を取っていたのですが、話についていくだけで精一杯。わからない単語をメモして、終わったら調べることを繰り返していました。
鈴川さん鈴川さん
私も議事録を取っていて、意味のわからない単語はカタカナかひらがなで書いていました。
野田さん野田さん
音でしかわからないと漢字で書けないよね(笑)
鈴川さん鈴川さん
NBCの化成品製造部は、配属されてから3カ月間の研修がありました。樹脂と網について座学で学んだり、工場で作業したりしながら実務を体験しました。研修中に工場の人たちとの関係性を築けたことが、今の品質管理の仕事に役立っています。
野田さん野田さん
私もフーズの家庭用製品を扱う部署に配属されてから、2週間くらい研修がありました。工場や開発室でパスタの食べ比べもしましたね。常温パスタの食べ比べ、冷凍パスタの食べ比べが連続する日もありました。20種類くらい食べるとお腹が苦しくなってしまい、当分パスタはいらないなと(笑)。今も試食をすることは多いので、最初の一口でどれだけ味や香りを感じられるかを大切にしています。
鈴川さん鈴川さん
職人みたい(笑)。
野田さん野田さん
ベテランの社員だと、塩の量が少し違うだけでもすぐ気付くんですよ。私は最初の頃、味の違いが全然わからなかったです。
宮南さん宮南さん
野田さん、最初の頃は「どうしよう」って悩んでいたよね。私は1年目の頃は日清フーズの営業部にいました。印象に残っているのが、スーパーマーケットで行う2週間の研修です。
野田さん野田さん
懐かしいね。
宮南さん宮南さん
最終日に日清フーズの「クッキングフラワー」という商品をお客様に販売するという課題がありました。試食販売のコーナーを使ってやるので、生肉コーナーの人に協力してもらったり、親子連れの子供に声をかけたりして、試行錯誤しながらやりました。全くうまくはいかなかったけど、楽しかったですね。
野田さん野田さん
日常では店舗で販売されているところまでイメージするのがなかなか難しいので、スーパーで陳列されている様子や棚の見せ方などを具体的に知ることができて良かったです。
宮南さん宮南さん
他社商品と並んだ時の様子などは、陳列などを通して実際に見たから気づけることもありましたね。
福井さん福井さん
野田さんと宮南さんの経験は、BtoCの仕事ならではですよね。

誰もが経験する苦いエピソードを語ってもらいました。

新人時代の失敗と、そこから学んだこと。

鈴川さん鈴川さん
1年目の年末だったと思います。作業工程が急遽変更になったので、営業に確認をせずに自分の判断で先方にサンプルを送ってしまったところ、「年末に連絡されても現場は対応できないだろう。もっと相手のことを考えて行動しないと」と叱責を受けました。
宮南さん宮南さん
1年目だと、そういう失敗あるよね。
鈴川さん鈴川さん
当時は「今年の仕事は終わった。よし、休みだ!」と自分の達成感のためにしか動けていなかったんでしょうね。相手への気遣いが足りなかったと反省しました。
野田さん野田さん
私は製品開発の後半、配合を変えようとした時のことですね。急な変更だったため関係する部署の多くの方に迷惑をかけてしまいました。新製品をつくるにあたって一つのものが上市されるまでに関わる他部署の方々のこと、スケジュール感覚など、全体の流れを把握することがいかに大切かということを学びました。
福井さん福井さん
印象に残っている失敗は、2年目の後半くらいだったと思います。プロジェクトの設計段階が終わり、いざ工事が始まると、図面だけでは予想できなかった問題点がいくつか見つかってしまったんです。やり直しが必要な部分もあり、余計に手間と時間がかかってしまいました。
宮南さん宮南さん
私はフーズの営業をしていた頃、利益構造がわからなくて失敗をしたことがあります。本来なら問屋とスーパーの双方がWin-Winになる提案をしなくてはいけなかったのに、スーパーに買ってもらうという固定観念が強すぎるあまり、問屋にメリットのない見積をだしてしまったんです。当然ながら問屋の担当者の怒りを買ってしまい、関係修復までに時間がかかりました。
野田さん野田さん
関わる人が多いと大変だよね。
宮南さん宮南さん
みんなの利益を考えて動くことを心に刻みました。私は他にも失敗談が多いので、学生のみなさんには「こんな私でもなんとかやれているから、みなさんも大丈夫だよ」と伝えたいです(笑)。

新人時代から現在までを振り返って、どのような変化が生じたのでしょうか。

入社してから感じる成長について。

鈴川さん鈴川さん
NBCの化成品製造部は車の部品を作っているので、生産数の変化を左右する貿易関連の情報には敏感になります。以前は全く興味のなかった経済ニュースをチェックするようになりました。
野田さん野田さん
すごい!
鈴川さん鈴川さん
ちょっと大人っぽいでしょう?(笑)
福井さん福井さん
工場建設プロジェクトの設計、調達、施工、試運転の一通りの業務を担当したことでわかるようになったことは結構あります。新人の頃よりは知識がついてきたと感じたのが3年目くらい。その頃から、仕事に手応えを感じるようになりました。
野田さん野田さん
私は初めて製品の主担当を任されて、先日は工場のラインで試作を行いました。いつもはラボの小さな機械で作られているものが、大きな機械で食材が混合されていて。それを見ていたら、「ちゃんと混ざるんだよ」と子どもの成長を見守る親のような気持ちになってしまった(笑)
福井さん福井さん
私も自分が設計した工場が稼働した直後はトラブル続きだったので、喜びを感じる余裕はなかったですね。安定稼働して初めて「できあがったな」と感慨に浸りました。
宮南さん宮南さん
私はグループ本社の人事に異動してから、積極性が増したように感じます。上司が挑戦するタイプの方なので、私もそれについていかなきゃいけないと思っているからだと思います。上司の影響で「自分が何のために仕事をしているのか」を考えるようになってから、より仕事が楽しくなりました。

今後実現したい仕事について聞きました。

今目指していることと長期的な目標について。

鈴川さん鈴川さん
NBCがコスト削減のために作っている「自動検査機」の実用化です。自動で部品の外観検査をしてくれるもので、データをまとめるなど私もできる形で貢献しています。さらに先の目標としては、網と樹脂の可能性を広げることです。何か別の物を組み合わせたり、網にも機能をつけたりすることで、自動車以外にも活用できるようになると考えています。
野田さん野田さん
近い目標は、自分が担当した製品を販売までスムーズに回せるようになることです。単純なことですけど、意外と難しくて。長期的な目標は、市場の動向を把握した上でコンセプト作りから自分で携わった製品を売り出したいです。日清フーズには開発にもそのチャンスがあるんですよ。そのためには、起案力を養う必要があります。
福井さん福井さん
まずは、自分が主担当となってプロジェクトをやり遂げたいです。長い目で見た目標は、今いる非食品の分野をもっと大きくすること。やはり日清製粉グループは食品関連の事業規模が大きいので、非食品関連の事業も盛り上げられる技術者の一人になりたいですね。
宮南さん宮南さん
私はフーズからグループ本社に異動しましたが、営業時代の経験を人事の仕事に役立てることができています。今後、さらにグループ間の交流を増やしていくことが、人事の役目の一つだと思っています。

最後に、学生のみなさんに一言いただきました。

就職活動中の学生へアドバイスとエールを。

福井さん福井さん
就職活動をしていながらも、行きたい業種や企業がない人は結構いると思います。そういう人にこそ、OB訪問やインターンなどに積極的に参加してたくさんの人と話してほしいです。仮に訪れた企業に興味が持てなかったとしても、それはそれでいい経験になりますよ。フットワーク軽く行動して、自分の納得する企業に行ってほしいですね。
宮南さん宮南さん
忙しい学生生活を過ごしている人にこそ、時間を作ってインターンを経験してほしいです。最低でも異なる業界を3社経験して自分の適性を見ておくと、就職後に違和感を覚えることも少なくなるのかと思います。インターンの面接を経験しておくと、本選考の面接の対策にもなるからおすすめですよ。
野田さん野田さん
フーズは一人当たりに任せてもらえる仕事が多く、やりがいがあります。そのため自主性を持って仕事に取り組んでほしい。「日清フーズでこれをやりたい!」という強い気持ちがあれば、やらせてもらえる環境は整っていると思います。
鈴川さん鈴川さん
就職活動中って、親の期待や周りの目など自分以外の人のことを気にしている部分が少なからずあると思います。だけど、みなさんには「自分がどうしたいか」を考えて、本当に自分の好きなことを仕事にしてもらいたいです。

ありがとうございました!

女子座談会